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月刊KSU. Vol.22 夏合宿~SUMMER WARS

  • 平成28年 九州産業大学空手道部 夏季強化合宿

     

    8月31日~9月6日まで長崎県壱岐市にて、夏季強化合宿を行いました。

    昨年から引続き2年目となる離島での合宿。

    『なぜ勝たなければならないのか?』

    大自然の中で、大学日本一を目指す学生たちの夏。

     

     

    ―夏休みを終えた学生達―

     

    7月10日の九州インカレが終わり、全体での練習は終了しました。各地区のミニ国体や、国体の最終選考がある選手はチームごとに練習を行いながら、前期試験に向けて勉強に取組みました。

    8月5日に前期試験が終わり、学生は地元へ帰省していました。

    現在、本学の部員達は県外出身の学生が多く、それぞれが地元でアルバイトやリフレッシュに時間を使ったようです。

    8月20日から、広島で行われた国体合宿に数名の選手が参加しました。

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    22日から全体での強化練習がスタートしました。

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    休み明けで、少し動きの悪い選手もいましたが、各自準備はしてきているようでした。

    後期は全九州団体戦と、全日本団体戦が控えています。

    この時期の頑張りが、強い心と体を作ってくれます。

     

    試練の夏がスタートしました。

    学内では、午前中は主に下半身強化の走りこみ、午後からは道場内で基本を中心としたメニューで練習を行いました。

    8月26日から鹿児島でも国体合宿が行われました。

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    ―いよいよ壱岐へ―

    校内合宿で、休み明けの体を空手にしっかりと馴染ませ、壱岐に乗込みました。

    博多港からフェリーに乗って壱岐市の郷ノ浦港へ。

    台風の影響で、フェリーは大揺れでした。

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    ―合宿前半戦―

    前期最終戦は、男女とも団体優勝しました。しかし、内容的には満足いくものではありませんでした。もう一度しっかりと自分自身の空手道と向き合い、勝つ為に必要なことを理解し取り組む。

    足りない部分をしっかりと補う。

    技術、体力、精神面。すべて向上するために、厳しい稽古が始まりました。

     

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    トレーニングに関しては、ただキツイことを行うのではなく、空手競技に必要とされる脚作りを行いました。

    最初のうちは、砂浜になれない学生も多かったのですが、徐々に下半身が安定し、スピードもどんどん上がっていきました。

     

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    ―合宿後半戦― 

     

    夏合宿から秋にかけて劇的に飛躍する選手が出てきます。

    本学空手道部には、高校時代に大きな実績がある選手は少なく、やればやるほど成長していきます。選手の質や実績に囚われず、入部した選手が強くなる。これも九産大空手道部の特徴であり、伝統です。

    来年以降に伸びてくる選手もいます。成長時期はそれぞれです。夏の頑張りがしっかりと形になる事は間違いありません。選手たちも、強くなる事を信じて励みました。

    個々の能力の引き上げは勿論ですが、チーム力の向上もこの時期には最も大切な事と考えています。

    体の疲れもピークになり、精神的にも追い詰められて来る時期です。

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    心が萎えそうになったとき、隣の仲間の顔が自分を奮い立たせてくれます。

     

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    今回の合宿にも、多くのOBが駆けつけてくれました。

     

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    『なぜ、勝たなければならないか?』

    学生たちはよく、楽しくやりたい、楽しくなかった等々。楽しさを口にします。

    しかし、楽しさとは何でしょうか。競技者として、楽しむという感性をどうとらえているのでしょうか。

    九州産業大学空手道部は、大学日本一を目指す集団であり、勝利を志向する集団です。

    勝利という目標に向かって、全身全霊をかけて稽古に励んだ結果に得る喜びこそが、楽しかった、楽しいという感情を生みだすと理解して下さい。また、強くなることで、相手に対する尊敬や礼儀礼節が身につく事を忘れないようにして下さい。

     

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    今回の合宿は、例年にないくらい厳しかったと思います。

    しかし、終わった時には、みんな楽しかったという感情が沸いていたのではないでしょうか。

    達成感、一体感が楽しさに代わる瞬間を感じれたのであれば、それが一番の成長です。

     

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    ―夏合宿を終えて―

     

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    校内合宿を含め、約2週間の合宿を終えました。

    強くなる為には、環境作りがとても大事だと感じさせられました。

    例年になく、学生の成長を感じました。

    この期間だけで、能力が格段に上がる事は難しいと思います。

    しかし、今まで積み重ねてきたものを、開放するきっかけにはなりました。

    チーム内での実力は横一線です。

    この夏の取り組みを、少しでも生かそうと取り組む選手が、レギュラー争いを制していくのではないでしょうか。 

    今回の壱岐合宿は、多くの方々のご支援とご協力があり、無事に終える事が出来ました。

    本当にありがとうございました。

    数年前は、部員の減少に悩まされ、しかし工夫しながら乗り越えてきました。

    今は部員も増え、様々なご支援を頂き結果が出てきています。

    九産大空手道部は『勝利を目指し、努力し続ける集団』として、長い歴史を紡いで参りました。それこそが、伝統校としてあるべき姿です。

    私達にできること、それは九州産業大学空手道部の名を、全国に知らしめる事です。

    その為に、益々稽古に励みます。

    今後とも九州産業大学空手道部の応援をよろしくお願いいたします。

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