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月刊KSU.番外編/ドイツ遠征レポート

  • 2回生谷口弘八(経済)

    佐賀県のスポーツ事業にて、ドイツへ遠征に行ってきました。

     

     

    今回、佐賀県のスポーツ事業にてドイツ遠征に行って参りました。

    佐賀県の強化選手として派遣していただきました。

     

    ドイツについて、まずはじめに現地の方々からの厚い歓迎に驚かされました。

     

    自分が行ったホルスタイン州で、空手のセミナーが開かれていた事もあり、参加している子ども達が日本の国旗を持って歓迎してくれました。

    このような歓迎は日本ではあまり経験がなく、非常に感動いたしました。

    日本の夏はとても蒸し暑いのですが、ドイツの気候はとても過ごしやすく、運動をするには最適でした。

    ホルスタイン州では外で練習している人もいて、とても新鮮な驚きがありました!
    ドイツのナショナルチームの監督と話す機会があったので、どのような選手がいるか聞いてみると、20歳くらいになると他国のトップチームと同等に戦える選手がたくさんいるという事を聞きとても驚きました。

     

     

    ドイツの組手の練習では、あまり技術練習をしませんでした。

    その代わりに感覚を養う練習が多くありました。例えば、3人組を作り1人が目をつぶって構えます。

    あとの2人は周りを歩いてどこにいるか分からないようにします。そして2人のどちらかが気合いを出します。その気合いを出した方に技を出します。

    それも、単純に技を出すわけではなく、体の隙がある部分を攻撃します。

    このような練習がほとんどでした。海外の選手達は形が汚くてもポイントが取れる理由が少し理解できました。

     

    このようなチャンスを頂けた事は、自分自身非常に恵まれているなと感じ、空手をしていて良かったと思える1週間でした。

     

    今回の遠征で得た経験を活かし、日本で練習する時もしっかり意味を考えながら意識を高めて練習していきたいと思います。

     

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    九州産業大学 空手道部 

    2回生 谷口 弘八