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★★大会結果★★全日本大学空手道選手権大会
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第59回 全日本大学空手道選手権大会
~大学日本一を決める熱き戦い~
日 程:11月23日
会 場:大阪市中央体育館
大学空手日本一を目指し、全国から各地区を勝ち上がった学校が、大阪に集結いたしました。
本学は、男子団体組手、女子団体組手、女子団体型の3種目で出場いたしました。
大学空手最大のビックイベントであるこの大会を目指し、一年間稽古に励みました。
―女子団体型―(戸高・福田・吹上)
昨年の初出場よりも良い状態で挑めたと思います。
戸高を中心に、試行錯誤しながら型を作り上げましたが、準決勝への道は険しく昨年同様9位となりました。
4回生戸高はこれが最後の団体型となりました。
チームリーダーとしてしっかりとチームを纏めました。
―女子団体組手―(沖・川野・吹上)
1回戦 九州産業大学 3-0 静岡大学
2回戦 九州産業大学 1-2 帝京大学
4回生の沖を中心に、1回戦を突破し日本一の帝京大学に挑みました。
昨年に引き続き帝京との試合。
4回生の沖が先鋒で果敢に挑んだことで、後に続く1回生2人が思い切りよく戦えました。
敗れはしたのですが、川野は上段蹴りを決めて善戦し、吹上は学生チャンピオンに勝利するなど下級生にとっては良い経験となりました。
しかし、日本一の壁は高く敗退。
4回生の沖はこれが最後の試合になりました。
コツコツと4年間努力を続け、チームの信頼を得た彼女の姿勢を、下級生が受け継いでくれることを願います。
少ない中でも、可能性を信じ、また新しいチームで挑みたいと思います。
―男子団体組手―(鍔坂・早田・鹿谷・河野・白水・井手原)
1回戦 九州産業大学 4-1 山梨学院大学
2回戦 九州産業大学 3-0 明海大学
3回戦 九州産業大学 1-2 近畿大学工学部(ベスト16)
1回戦は順当に勝ちあがり、昨年度ストレート負を記した明海大学との2回戦。
先鋒の井手原が引き分け、次鋒の早田が勝つことでチームに流れを作りました。
中堅河野拓朗が大舞台でもマイペースに戦い勝利、最後は副将で4回生主将の鍔坂が上段蹴り1本を決め勝利し、昨年の雪辱を果しました。
近畿大学工学部との試合は最終大将戦まで縺れましたが、1ポイントに泣き敗退。
全体の流れは悪くなかったのですが、詰めの甘さがあったのかもしれません。
4回生鍔坂はこの大会を最後に引退です。4年間チームの勝利に貢献してくれました。
チームの精神的支えになってくれたことで、みんなのびのびと試合することが出来ました。
また、他の4回生男子も今回はサポートに徹してくれました。
下級生中心の若いチームです。この悔しさを忘れず、そして4回生の姿を忘れずに、もう一度日本一を目指し立ち上がろうと思います。
―大会を終えて―
組手については、昨年までと違い勝つことに執着して戦うことが出来たと思います。
しかし、全日本という大きな舞台での怖さも感じました。
試合の最初から最後までの集中力の維持、3分間、トーナメントを戦い抜く体力。
常に気にしている、コート内への入り方、整列の仕方。どうしてもいつものように出来なかった事がありました。
試合前日の過ごし方や、会場でのあり方、試合に出ている選手、出ていない選手の温度差。
まだまだ足りてないことがわかりました。
小さな積み重ねや些細な出来事を大事にしなければ、全日本では勝てないと思います。
色々と個性豊で、若いチームです。
今からの行動がとても大切になります。
日本一になりたい人、試合に出たい人はたくさんいます。
その中で自分が一番才能あるのか、その中で自分が一番努力してるのか。
自分よりも、もっと才能ある人はいるし、もっと努力してる人もいます。口ばかりではなく、本気で真っ直ぐ空手道に打ち込む事が大事です。
真面目に頑張る。
一生懸命頑張る。
その姿を見てもらう。
そうすれば、周りからの信頼を得て、色んな方々から応援してもらえると思います。今年の全日本は、出場した選手、サポートに回ってくれた学生みんなで戦った試合です。
周りの支え、応援してくれる仲間がいるからこそ戦える事を忘れてはなりません。
仲間を応援し、応援され、周囲の人に愛される人間にならなければ勝利を掴める人間にはなれません。
チームは新しい体制に入ります。
12月の全日本選手権には、6名の選手が出場予定です。
個人個人の自信が、チームの力となります。
また、技術力、体力、精神力、礼儀。そのすべてに意味があり、勝つための準備を怠らなければ、結果は自ずとついてきます。目指す山が高ければ高いほど、そのための準備が大変なのは当たり前のこと。ましてやチームで目指すとなれば尚更です。自分たちは、本当に登る覚悟があるのか、それを一人ひとりが心に問う必要がある。そして登ると決めたのならば、どんな事をしてでも最後まで登りきる。
今年よりも良いチームを作り、明日からまた励みます。
大会当日は、みなさまからの多大なる応援があり、本当にありがとうございました。
我が空手道部の活動は大学からの支援、父母会の皆様のご理解、OBの先輩方からの熱い声援で成り立っております。
私たちに出来ること、日々全力で稽古に励み九州産業大学の名を全国に知らしめるために取り組む事だと考えております。
学生達は日々躍動し活気付いております。
今後とも九州産業大学空手道部をよろしくお願い申し上げます。
押忍