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月刊 KSU vol.9 OB第2期生 吉弘達彦先輩

  • 九州産業大学第2期生 吉弘達彦先輩

    大学卒業後は、広島経済大学の空手道部にて指導。

    現在は陶芸家として活躍

     

     

    2月末からスタートした強化練習。

    熊本合宿、岡山亀龍園杯出場、近大工学部、帝京大学との合同練習、学内での強化練習、中京学院との合同練習。

    1ヶ月以上続いた強化の締め括りとして、3月末に再度広島遠征に行ってきました。

     

    当日は広島在住のOB、第2期生の吉弘達彦先輩が応援に駆けつけて下さいました。

    学生にはたくさんの差入れまで戴きまことにありがとうございます。

     

    練習前には学生を前にして、少しお話をして頂きました

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    吉弘先輩は昭和49年から広島経済大学の空手道部を指導されていました。

    指導を始めた頃は、大学には道場も無くグラウンドを使っての練習で、雨の日には階段の通路を使って稽古する状況だったそうです。

    しかし、昭和52年には全日本大学空手道選手権にてベスト4進出、中四国大会においても団体、個人供に優勝するほどにまで成長させることが出来たそうです。

    『現在はどの大学も恵まれている。でも、甘い。取組む姿勢と志が大事なんだよ。』

    と、厳しくも貴重なお話をして頂きました。

    また、当時指導した学生達は皆さん社会でも大活躍しているそうです。

    広島の警察学校の校長や、警察署長。なかには代議士の方もいらっしゃるそうです。

    練習当日も、多くの教え子の方々が応援に駆けつけて下さいました。

    九産大空手道部も、監督が常に学生に伝えている、社会に出てしっかりと活躍する人材育成に力を入れることも忘れてはならないと、身が引き締まりました。

    学生たちも真剣にお話を伺い、強い気持ちを持って練習に挑みました。

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    練習試合がスタートしてからも、時折学生を呼び様々なアドバイスを頂きました。

    『昨年よりは良くはなっている。でもまだまだやれる。勝ち負けだけに拘らず、まずは一歩踏み出すことが大事だ』

    『君たちは、親の援助の元に空手と勉強をさせてもらっている。感謝の気持ちを忘れずに、精一杯青春を謳歌しなさい。九産大空手道部での体験が、その後の人生に多大に影響を与えてくれる。シンプルに真っ直ぐぶつかっていきなさい』

    厳しくも温かい言葉に学生共々非常に勉強になりました。

    強化練習の締め括りとして挑んだ広島遠征でしたが、まだまだ実力、気力共に足りないものが見えた結果となりました。

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    『知る事は愛する事と通ずる 吉弘達彦』 

     

    4月に入り多くの新入生が本学空手道部に入部し、フレッシュな風が吹いています。

    いよいよ来月からは学連の大会が始まります。

    今期はしっかりと実績を残し、吉弘先輩に良い報告が出来るようシーズンを戦い抜きたいと考えています。

    今後とも九州産業大学空手道部の応援をよろしくお願いいたします。

     

    押忍

     

    ※現在、吉弘先輩は広島県にて陶芸家として活躍されています。

    作品作りにおいては、空手の稽古や試合を観る事が一番創造力の源になるそうです。

    写真は吉弘先輩作の陶器です。

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