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月刊 KSU vol.8 新主将 鍔坂智弘
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新主将 鍔坂智弘(経済学部)
九州産業大学空手道部の第53代主将として、最上級生になった最後の一年。
どのように考え、どんなチームを作っていくのか。
新しいチームが動き出しています。
―今の心境(主将として)―
九産大の主将は尊敬できる先輩方が務めています。この三年間を振り返って、どうしても自分への甘さが出ていたと思います。
今年が最後の一年です。自分に厳しく、今までの主将に負けないようにチームを引っ張って行くつもりです。
―空手をはじめたきっかけ、年数は?―
13年くらいです。
最初は、親に無理やり入れられたんですけど、続けていくうちにいつの間にか夢中になっていました。
―なぜ九産大を選んだのか?―
最初は就職希望だったのですが、最後のインターハイで悔いが残って・・・
それならば、もう一度上を目指して頑張ってみようと思って。
九産大は歴史もあるし、高校の監督の薦めもあって決めました。
―団体戦について―
昨年は先鋒に選ばれる事が多かったので、まずは自分が勝ってチームに勢いをつけようと心がけました。個人戦と違い、ポイント数なども考えながら試合をするようにしています。
―二年目を迎えた熊本合宿―
少人数で行うので細かく指導してもらえますし、自分の強化ポイントを理解する等、しっかりと自分の心と体と向き合うにはとてもよい時間でした。
昨年同様、この合宿から強化練習向けて他の者よりも良いスタートが出来ました。
また、熊本在住の家入先輩には大変お世話になりました。
―広島遠征―
全国上位の常連校の気迫ある取組みを見て、とにかく自分達との違いを感じました。気迫、つめの速さ、思いっきりのよさ。
たぶん、毎日の練習内でも競争心を持って取組んでいるのだろうなと・・・
今回の遠征での結果をしっかりと受止めて、日々の練習に生かしていきます。
―思い出―
去年の夏合宿で、とにかく練習で疲れてたのですが、後輩たちと一緒に海に飛び込んでリフレッシュしたことです。
―同期、後輩チームメイトへ。最後の一年―
同期は男子4名、女子2名です。
昨年は、多くの部員が入部してくれました。
男子は団体戦で後輩と組む事が多かった。4月にも多くの一年生が入部してきます。部内選考会も益々厳しくなると思います。でも、一度くらいは同期全員で団体を組んでみたいですね。
女子は、チームの精神的な支えだった山本桜子先輩が抜けて、また新入生が入ってきます。同期2人でしっかり女子チームを纏めて、昨年以上の成績を残して欲しい。
主将として、これからしっかりとチームを引っ張っぱるので、みんなでついて来て欲しいです。
自分が入学してから、男子はずっと全日本で負けています。
一年の頃から試合に使ってもらって、チャンスを多く頂きましたが、チームも自分自身も勝ってないです。まずは一勝です。
日々を大切にし、今年一年悔いが残らないように挑んでいきます。
『悔いが残らないよう一日、一日を大切に』鍔坂智弘
恵まれた体格と同じくらいに心が大きく優しい性格の彼には、後輩たちも絶大なる信頼を寄せています。
一年の頃からレギュラーとして活躍し、今年はいよいよ主将として最後の一年を迎えました。
監督が常々彼に話をし、期待している“大きな体を生かした強い空手”を目指し、最上級生として、優しさだけではなく厳しさを胸に一年間やり抜いてくれ事を期待しています。
今年も九州産業大学空手道部をよろしくお願いいたします。
押忍