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月刊KSU Vol.34 ~全日本に向けて・女子組手チーム~
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全日本大学空手道選手権まで、残り僅か。
女子組手チームの目指すべきところ。
組手チームリーダーの3回生川野えりに話を聞きました。
上級生として、またチームの中心として。
九州産業大学空手道部 第56期生
川野えり
商学部観光産業学科
宮崎第一高校卒
大阪府出身
-トーナメントも出ました。自身3度目の全日本挑戦。今の心境は-
私も3回生となり、日本一への挑戦は3回目です。
とにかく一試合ずつ悔いなく戦い勝ち上がり、九産大の名を全国に知らしめたいです。
-大学に入学して、成長したところは?-
高校の時に比べて、取り組む意識が向上したと思います。
大学の組手に変えることだったり、上級生としての考えが少しずつできるようになってきたかなと。
-大学に入学して、一番うれしかった事、悔しかったこと-
1回生の時の全九州個人戦で、応援に来てくれた父の前で優勝できた事が一番うれしかったです。
悔しかったことは、今年の西日本大会で、結果的には久々の3位入賞でした。
しかし、上級生の私が負けたことで決勝進出を逃してしまった事です。
-3回生(上級生)になって変わったこと。組手チームのリーダーとして-
自分の事だけでなく、チームの事を考えるようになりました。
下級生の頃は、団体戦でも自分が勝つ事だけを考えていましたが、上級生になり、チームが勝つことを優先的に考えるようになりました。
まだまだ、自分の調子等で回りが見えてないこともありますが、組手チームとして、とにかく意識を高く勝ちにいく集団でありたいです。
-先輩について-
女子の福田先輩には相談に乗ってもらったり、また私が見落としてしまっている下級生の悩みを聞いてもらったり大変お世話になっています。女子は色々と個性があるので。
四回生男子の団結力、最後の大会に挑む強い意志は見習いたいです。
-同期生について-
同じ目標を持ち、同じコートに立って一緒に戦いたいです。
その為には、話し合いをしたり、もっと団結しないといけません。
上級生が牽引できるチームになりたいです!
-後輩について-
みんな意識も高く、団結できていると思います。
下級生から良い刺激を貰っています。
負けないようにします。
-全九州の負けについて-
必ず私が勝たないといけない場面で勝てなかった自分に情けなく思います。
立会の大切さ、切り換え、冷静さ。全日本に向けて良い課題が見つかりました。
残りの時間で、しっかりと取組みます。
-九産大空手道部に入部して、感じた事。感じている事-
監督、コーチ、そして空手道部員と共に戦えていることに、すごく感謝しています。
皆で日本一を目指し戦える事がすごく楽しいです。
-選手として一番大切にしている事-
謙虚でいること、向上心を持って取組むこと、自信を持って試合に挑めるよう練習すること。
応援してくれている方々に感謝の気持ちを忘れないことです。
-全日本への意気込み-
まずは目の前の試合を確実に勝ちに行くことです。
結果はついてくると信じ、チーム一丸となって戦います。
勝ちに行きます!応援よろしくお願い致します。
高校3年生の時に、1人で本学の道場に出向いてきました。
その時から、しっかりと意思表示の出来る選手でした。
道場以外では、穏やかで少し抜けているところもあります。
気が付けば3回生になり、チームの中心選手となりました。
入学してすぐの全九州個人戦で優勝し鮮烈なデビューを果たしました。
しかし、今年は個人戦で思い描いていたような結果を残せず、選手としても悔しさに耐える日々が続いていました。団体戦でも勝ちに繋がらなかったり、満足いく動きが出来なかったりと、色々な壁にぶつかるのも早かったようです。しかし、それは試合に出続けるからこその悩みであり、乗り越えるべき壁だと思います。
入学時より全ての試合に出続け、チームの勝利に貢献しています。
だいぶ精神面も強くなってきたように感じます。
自分が上手くいかないときでも、涙を流すことなく練習に取組めるようになりました。
試合中も後輩へ支持を出すなど組手チームのリーダーとしても成長し続けています。
日本武道館では、リーダーシップを発揮してしっかりと勝ちに行ってくれることを信じています。
『応援してくれている方々に感謝』川野えり