こんばんは!
2回生の山村です。本日もよろしくお願いします!
私は去年の夏にテーピング・マッサージの集中講義を受けました。
本来は人間科学部の科目なのですが、空手を続けていく上で役立つと思い、大学に申請して受けさせてもらえることになりました!では、講義の内容をご紹介します!
講義の前半はマッサージについて学びました。マッサージをする時は、施術部位や方法によって使う手の部位が変わってきます。
使う部位は指や手のひらなど様々で、指の中でも更に母指や四指などどの指を使うか決められています。
そしてマッサージ方法は全部で6つあります。1つ目は軽擦法で。
これはマッサージ前に手の摩擦で皮膚の温度を上げて、血流を促す効果があります。
2つ目は強擦法です。これは、手のひらを患部に深く押し付けて円を描くように移動させ、また押し付けるといった動作をくり返します。
この動作によって、皮膚の組織をやわらかくほぐして可動性を回復させたり、炎症による癒着をはがしたりする効果があります。3つ目は叩打法です。これはリズムカルに軽く叩く手技です。
叩き方はさまざまあって、その叩き方によって効果も異なります。
叩打法は神経や筋の動きを活発にしたり、血行促進によって神経や筋の興奮性を高める方法や、逆に興奮を鎮める鎮静的な効果があります。
4つ目は圧迫法です。これは指や手の付け根を使って圧迫して刺激を加える方法です。
圧迫して機能を抑制したあとに緩めることで血液やリンパの流れを促進したり、持続性圧迫法では神経痛やけいれんなどの鎮静に効果があります。
5つ目は振せん法です。これは手のひらや指の端を使って、垂直に骨に向かって圧迫しながら、筋肉全体を震わせる手技です。
これによって血管が拡張して静脈血の流れが良くなり、神経や筋肉の機能が高まる効果があります。
6つ目は揉涅法です。これは手のひら、親指、二本指、四本指などで患部の筋肉をつかむようにしながら、筋肉をもみほぐす手技です。皆さんがマッサージと聞いてイメージするのはこれだと思います。
揉涅法は筋肉の収縮を活発にして静脈血の流れを良くすることで、血管を広げ新鮮な血液を行き渡らせることで、筋肉が萎縮して硬くなることで起きる筋肉疲労の回復や予防を図ります。以上が私が教わったマッサージの種類になります。
講義内で実際に行うことはしなかったのですが、その後部員とマッサージをする時に使っています!
講義の後半はテーピングの巻き方を学びました。
それまで私はテーピングを巻く時はただグルグル巻いているだけだったのですが、この講義で巻く長さや場所を変えたり意識したりすることで効果的に怪我の部位を固定出来るようになりました。
講義では、実際に肩や足首などに様々な方法でテーピングを巻きました。
テーピングも様々な種類のものを使って、時と場合によって使い分けるのだと学ぶことが出来ました。
これもその後の部活で非常に役立っています。
そのため、今後は何気ないことでも積極的に学んでいこうと思います!

これは筋肉の場所をペンで描いた写真です!
本日で私のブログ担当は最後となります。
1週間ブログを読んでいだだきありがとうございました!
明日からは1回生の石黒が担当となります。
それでは失礼します!