第60回 全日本大学空手道選手権大会
11月19日~20日
大学日本一を目指し、男子組手110校、女子組手81校が日本武道館に集結。
60回記念大会として2日間の開催でした。

―女子団体型―(松村・吹上・川野)

九州を連覇して挑んだ全日本でした。
残念ながら、準決勝へ進むことはできませんでした。
4回生の松村は最後の全日本でした。
最上級生としてしっかりとチームを纏めました。
―女子団体組手―(川野・片山・石田)


初日から2日目の3回戦まで、危なげなく勝ち進みました。
4回戦で全日本個人優勝者率いる大正大学と対戦。
先鋒で、2回生川野が善戦するも敗退。
中堅の片山も、敗退。


大将の石田に回すことなくチームはベスト16で敗退。
女子はまだまだ若いチームです。
今回の涙を次年度に生かし、もう一度この舞台へ戻ってきます。
―男子団体組手―(副島・早田・鹿谷・河野・富永・井手原・本村)

1回戦は先鋒の鹿谷が相手を倒し、10カウントルールで失格。
以降の試合に出られないという事態に。
しかし、次鋒からは嫌な流れを断ち切り大将戦までしっかりと勝利。

大将は4回生の副島。久々の全日本でしっかりと戦いました。

2回戦は関東の雄、拓殖大学。
先鋒富永が6-0で勝利しチームに勢いをつけてくれました。

副将戦を終えた時点でチームは勝利。
2日目の3回戦に進出しました。

2日目の3回戦、対明治大学。
先鋒が敗退し、次鋒も引き分け。

悪い流れでしたが、中堅で早田が勝利し流れを引き戻しました。

しかし、副将で大きくポイントを先行され、大将戦では流れを戻せずに敗退。
3回戦で敗退。
昨年より下回る結果となってしまいました。
-大会を終えて-
この大会を目標に学生たちは厳しい稽古に励んできました。
男子は九州大会での敗戦を経て、この大会にピークを合わせ全員が強い気持ちで挑みました。
女子は久々の九州優勝を経て、若いチームで挑みました。
まだまだ、勝つには足りないものがあるようです。
全日本の舞台では、日頃注意している弱点がとにかく目立ちます。
上で戦うには、とにかくミスを無くし研ぎ澄まされた集中力で相手といかに対峙するかが、勝敗を左右します。
また、今回の全日本ではチームでの戦い方、試合の流れを変える力が必要と感じました。
4回生の副島、松村はこの大会を最後に引退です。
4年間苦労した2人が、最後の全日本の舞台に立てた事は、何よりも本人達の努力の賜です。
全日本を終えて、チームは新しい体制で早速動き出しました。
まずは、自分たちで足りないところ、今何をすべきか。どのような選手生活を送りたいのか。
負けた原因は何なのか。
稽古内容含め見直して、改善すべきところは改善し、また励むしかないのです。
何を犠牲にして、何を得たいのか。
しっかりと自身と向き合い、次の目標に向かう。
オリンピックに採用された、空手道。ここが、九産大空手道部の踏ん張り時ではないかと考えています。
大学をはじめ、多くの皆様に応援していただき感謝しています。
益々励んでまいります。
応援よろしくお願い致します。
押忍