2016年も1ヶ月が過ぎようとしています。
後期試験を終え、学生はそれぞれ帰省し、次の目標に向けての準備に入ります。
今年度、本学空手道部は『大学日本一』を最大の目標として掲げ、『全力』『徹底』『規律』をテーマに活動いたします。
初稽古にて、今年の第一歩を踏み出しました。
後期試験を終え3回生は、いよいよ最後の一年です。就職の事や、卒業に向けての取り組みなど、考える事も増えていきます。空手道部としても、最上級生として、絶対的な存在感を示す必要があります。
その為には、いつでもどこでも誰とでも、何事においても力を出し尽くす事が必要ではないでしょうか。自分の調子の出来不出来、体調の良し悪しに左右されてはならない。勝つ為に取組むのであり、自分で限界を作る者に部内での存在感は示せない。どのような状況でも自分の持っている力を全て注ぐことで、精神的、肉体的、人間的成長を遂げる。
個人の成長が力となり、本物の強さと団結を生みだす。ぜひ、やり遂げて欲しい。
2回生は、いよいよ上級生としての立場と、チームの中での存在価値が問われる学年に入ります。学業についても、卒業に向けてとても大事な一年になるでしょう。取り組むことに優劣をつけてはいけません。何事にも完璧を求めて取り組むことが大事で、そこで起きる失敗は何も恐れる必要はありません。取り組むべき行動を理解していながら妥協する者は、チームに必要としない。目の前の楽を選ぶか、一年後の勝利を選ぶか。摩擦を恐れず互いに厳しく向き合うことが出来れば、本当に強いチームが出来上がると思います。2回生には、その役割を果たして欲しいと願います。
1回生は、寮生活も終わり、また新しい生活が始まります。
九州産業大学空手道部員としての立ち振舞いと行動に責任を持つこと。技術力、体力、精神力、礼儀。そのすべてに意味があり、勝つための準備を怠る者にチームの代表としてコートに立つ資格はないと理解して下さい。覚悟を持って目指すべき道を正しく歩くものにこそ勝利をつかみ取ることが出来ます。3月末には新入生が期待と意欲を持って、入部してきます。自らを律することで部内での信頼を勝ち得る人間に成長してくれる事を期待しています。
2月のトレーニングやスケジュールは、監督の考えで、学生達が中心に考えて取り組む事になります。
3月の強化合宿、遠征等々には万全の態勢で挑みます。
忘れてならないのは、監督が常に考えている、社会に出て通用する人材育成、学生スポーツの意義、空手道本来の価値。本物であること。
無駄なものを省き、よりシンプルに、本物のチームを作り上げて欲しいと願います。