副島 大嗣(経営学部)

個性豊かで自己主張の強い選手が多い新チーム。
どのように纏め、どんなチームを作っていくのか。
芯の強い新キャプテン。
最後の1年への思い。
―全日本大学選手権大会を終えて、すぐに練習を始めました。上級生が抜けての取組みをやってみてどう感じているか。心持というか、どんな毎日だったか―
4年生が抜けて、不安と寂しさがありました。でも、自分が最上級なのでしっかりしなくてはと思いました。
今年の全日本大学ではメンバーに入れずに悔しい思いがありました。
でも、12月の全日本選手権では佐賀県代表として選ばれていたので、ここでしっかりと頑張って1年を締め括ろうと切り替えて練習に取組みました。
―主将になることについて―
不安とプレッシャーを感じています。自分が主将としてちゃんと役割を果せるだろうか、など思っています。それでも、主将になったからには自分を信じてやり抜きます。主将という重大な役割を全うする事で、自分自身をもっと成長させることが出来ると思っています。
―大学に入っての3年間を振り返って。残りの1年に向けて―
とても早かったと感じています。楽しかったことや、怪我でしばらく空手が出来なかった悔しさや様々なことがありました。最後の1年なので、全力で取り組み選手として試合に出て活躍します。
―2回生に対して―
新チームは、2年生と一緒にチームを引っ張って行きたいと思っています。来年も多くの新入生が空手道部に入部する予定です。強いチームを作るには、2年生の力が必要です。みんなには自分がリーダーのつもりで行動して欲しいと思います。出来ると思いますし、やってくれると信じています。個性豊かで、自己主張の強いメンバーですが、切磋琢磨して頑張っていきます。
―同期について―
男子1名、女子1名と少ないです。
お互いレギュラーとして残りの1年をやりきりたい。
女子も来年多くの新入生が入る予定です。
しっかりと取組んで、女子チームを引っ張って欲しいです。
―チームとしての取り組み、シーズンに向けて―
誰にも負けないという強い気持ちを持って何事にも取組んでいきます。
何事においても、とにかく人任せにしないこと。今年はチームで勝って行きたいと思っています。1人1人が高い意識を持って、決して人任せにせずに行動して欲しいです。
もし出来ていないのであれば、先輩同期みんなで注意しながら徹底します。
オフシーズンの過ごし方がとても大事だと考えています。春の強化合宿に向けて各自でトレーニンングを行い、出遅れる選手がいないようにシーズンを迎えたいです。

~受け継がれる思い~
4回生の鍔坂から、3回生の副島へ。新旧主将、それぞれの思い。
―副島―
主将になるアドバイスってなんかありますか?
自分が練習を仕切りだして、自分の言葉で全体を動かしたり、号令をかけるだけでもたいへんだなぁって思って。
指示出すことも増えると思うし。
―鍔坂―
自己主張の強いメンバーが多いから、全体に言っても聞かない。
1人1人に言った方がいい。そうしないと、決まった人間しか動かない。
―副島―
あ~、確かにそうですね~
―副島―
鍔坂先輩、主将のプレッシャーとかあったんですか?
ぜんぜん無いように見えてたんですけど(笑)
―鍔坂ー
無かった(笑)
でも、4年になって試合に勝たなければいけないっていうプレッシャーは感じてたよ。
―副島―
2年生が、来年3年生になり上級生になるっていう自覚を持ち始めたのか、少し大人になってきたように感じます。
成長してる。来年は1個下の学年とタッグを組んでチームを引っ張ろうと思います。
最後に鍔坂から副島へ。
―鍔坂―
最後の全日本で悔しい思いをした。大将戦になる前に、自分が勝っておけばチームは勝てたかもしれない。
副島には、悔しい思いを残して終わって欲しくない。
とにかく、全力でやりきって欲しい。
全力でやれ!!!
―副島―
押忍。

『一致団結し勝利を掴む』 副島大嗣
プライベートでも非常に仲の良い2人です。
鍔坂達4回生の悔しさを受止め、力強く来年への取組みを話してくれました。
小柄ながら攻撃的な組手を貫き、九州インカレではチームの勝利に貢献してくれました。
真摯に稽古に取組む姿勢は、後輩達の模範となっています。
面倒見の良い性格で、後輩達にも慕われています。
チームでの勝利を最優先に考え、3年間正しく取組んできました。
自分のスタイルを確立し、ブレることなく最後の1年花を咲かせて欲しいと願います。