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秋の花

  • こんばんは!

    3回生の山村です。本日もよろしくお願いします!

     

    やっと気温も下がり、夜には虫の声も聞こえ始めて秋らしくなってきました。ということで本日は秋の花についてお話したいと思います。

     

    みなさんは秋の花と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。調べてみると秋は、コスモスやヒガンバナ、ナデシコ、キク、ダリアなど数多くの花が咲くようです。私はその中でもキンモクセイの花が好きです!
    キンモクセイはオレンジ色の花とその甘い香りが特徴で、毎年9月から10月に高さ4メートル程の木に咲きます。そして私がこの花を好きな1番の理由が、その香りです。キンモクセイは沈丁花とクチナシと並ぶ3大香木の1つで、その香りが遠くまで届くことから「千里香」とも呼ばれていたそうです。キンモクセイと言う題名の歌も数多く作られていますが、それらのほとんどが歌詞の中でキンモクセイの香りについて書かれています。そのくらい印象に残る香りで、私は道を歩いている時にこの香りを嗅ぐと毎年秋が来たことを実感します。また、キンモクセイの香りにはリラックス効果や安眠効果があるようで、秋になるとシャンプーやヘアオイル、芳香剤、アロマオイル、お線香など香りのする商品でキンモクセイの香りのものが多く売られています。しかし私はそのような商品は本物とは香りが違うだろうと思い、中々手を出さずにいました。けれど、以前美容室で髪を切ってもらった際に美容師さんがキンモクセイのヘアオイルを付けてくださり、その香りがキンモクセイそのものだったのと自分の髪からずっとその香りがするのが嬉しくてシャンプーやヘアオイル、ボディーソープまで、キンモクセイの香りのものを見つけると買うようになってしまいました。
    そんなキンモクセイの花言葉は何かご存知でしょうか。花言葉は「謙虚」「謙遜」「気高い人」、そして「真実」「陶酔」「初恋」などがあります。これは、強い香りとは裏腹に咲かせる花が小ぶりなことや位の高い人の香水で使われていたこと、その香りを1度嗅いだら忘れられないことなどが由来のようです。一方、「隠世・幽世」と言う怖い意味の花言葉もあるようで、これはキンモクセイがその香りで邪気を払うとされているため、夜の神社に悪い霊が集まらないようにキンモクセイが植えられていたことが由来と考えられています。

    このような魅力的な香りを持つキンモクセイの花ですが、その強い香りのせいか開花時期が短くあと少しで萎れてしまいます。みなさんも是非この時期に1度、キンモクセイの香りがしないか気にして歩いてみてください。

     

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    これはキンモクセイの花の写真です。

     

    最後まで読んで頂きありがとうございました!明日もよろしくお願いします。
    それでは失礼します!