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経営学

  • こんばんは!

    3回生の山村です。本日もよろしくお願いします!

     

    私は今年の前期と後期に経営学という講義をとっています。経営学と言っても特に経営者を目指していると言う訳では無いのですが、この講義では企業の仕組みなどが学べるため就職活動や就職して働く時のために知っておくべきだろうと考えて受講しています。その中で、とある企業の経営者がどのようにその企業を成長させていったのかをまとめたビデオを見ました。本日はその内容をご紹介します。

     

    私がビデオで見た経営者の方は、鈴木敏文さんです。この方は、現在日本のコンビニエンスストアの業界で最多の店舗数を誇るセブンイレブンを日本で成功させた方です!まず、セブンイレブンはもともとアメリカのサウスランド社が創業したものでした。その当時日本では、大型スーパーが進出していることに対して個人経営の小売店が反対運動を起こしていました。その対策として考えられたのが現在のコンビニエンスストアです。株式会社イトーヨーカ堂の取締役を務めていた鈴木さんはサウスランド社に何度あしらわれても諦めず通い続け、契約を交わしてマニュアルを手に入れました。しかし、そこにはコンビニエンスストアを経営していくコツのような為になる情報は全く無く、振り出しに戻ってしまいました。契約時に多額のお金を払っているため失敗でしたでは済まない状況の中、鈴木さんはその半年後に第1号店を出店しました。しかし、第1号店で問題となったのが在庫の山です。当時の商社は多くの種類の商品を大量に販売するのが主流でした。そのため売れる商品と売れない商品とで差が生まれ、売れない商品の在庫が溜まっていき、売れる商品を新たに仕入れられない状況になりました。そこで鈴木さんが2つの仕組みを作りました。それが、POSシステムと小口配送システムです。まずPOSシステムとは、店舗の売上情報や消費者がどのような商品を買う傾向にあるかなどのデータを管理するシステムのことです。これによってどの季節にどの商品を売ればいいか分かりやすくなりました。そして小口配送システムとは、ある地域の周辺に店舗をいくつか作って商社に店舗ごとに小分けにして商品を入荷してもらうことです。こうすることで、商社は大量に売ることができ、セブンイレブン側も大量の在庫に苦しまずに済みます。このような取り組みの結果、セブンイレブンは日本で大成功を収めて遂にはサウスランド社を買収しました。初めは全く思うように物事が進まず頭を抱えていた鈴木さん達ですが、様々な方法を考え周りと違う新たな挑戦をし続けしたことが彼らが成功した大きな理由だと思います。そのビデオを見て、新たなことに挑戦してそれを諦めずに続ける勇気に敬服しました。私もその姿勢を見習っていきたいです。

     

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    これはセブンイレブンの1号店の写真です。

     

    最後まで読んで頂きありがとうございました!明日もよろしくお願いします。
    それでは失礼します!